2008年 三八会研修旅行 〜道東の自然とグルメの旅〜

第三日目報告  荒木田


 中札内美術村 青木三四郎作:MEMORYの周りで

研修旅行最後の3日目は 帯広東急イン出発→幸福駅跡→花畑牧場→中札内美術村→十勝帯広空港のコース。
初日196キロ、二日目262キロを走行、そろそろ旅の疲れが出てくる頃であり、会長の配慮で今回の3日間では走行距離約88キロメートルと一番短い。
しかしノスタルジアあり、マスコミで話題の場所あり、そして芸術鑑賞といずれも大脳を刺激しボケ防止には最適なコースである。
今日も風もなく暑からず、寒からずの旅行日和。この三日間、天気に恵まれ実にラッキーな旅行であった。

いざ出発(8時20分)
朝食のバイキングは16人用の個室をホテル側で用意してくれた。一人席が余ったので阿川さんがいないのに気づく。早朝のバードウォッチングかと思ったが、少し体調が悪く朝食を自重したとのこと。予定の8時20分には全員が揃いホテルを出発。阿川さんも元気な顔を出す。いつものことながらこのグループの朝の集り状況は良い。

幸福駅跡(8時45分〜9時10分)

昭和48年(1973)NHKで北陸から入植した人たちの小さな幸せを綴ったドキュメンタリー新日本紀行「幸福への旅〜帯広」が放送され、幸福駅より二つ帯広駅寄りの愛国駅と併せて、「愛国から幸福ゆき」という切符が一大ブームとなり、前年には7枚しか売れなかった愛国−幸福間の切符が、この年は300万枚、4年間で1000万枚も売れたそうである。


 幸福駅跡と切符

観光客が多数訪れるようになり、待合室の内外に利用者が名刺や使用済みの定期などを記念に残すようになったのもこのころからなそうである。確かに駅の窓、天井などにところ狭しと貼り付けられていた。神社のおみくじやお札のような感覚だと思うが一歩間違えれば落書きにつながる恐れもある。
昭和62年(1987)年の広尾線廃止後も夢とロマンにあふれた幸福駅は鉄道公園として駅舎とホームが残された。

「三八会」のメンバーも記念写真を撮りながら、しばし幸福にあやかったことと思うが、駅設立後僅か31年で廃線の憂き目に遭ったことから、「幸福は長続きしない」ことも肝に銘じておく必要がありそうだ。
小生も前日馬券がまぐれ当たりしたこともあり注意しようっと・・・。

幸福駅跡訪問記念に佐藤会長が地元帯広出身の中島みゆきのCDを全員にプレゼントしてくれた。それにしても会長の気配りと、「忘れな草をもう一度」の2番の歌詞に去り行く彼女が「しあわせ行きの駅の客」であることをチェックしていた注意力には頭が下がる。


花畑牧場(9時30分〜10時00分)

タレントの田中義剛が牧場長をつとめるTVで話題の『花畑牧場』に到着。
敷地面積は、23ヘクタール(東京ドーム5個分)とのことだが北海道で他の大きな牧場を見てきたせいか小さく感じた。牧場内にあるファームランドも覗き見したがたいしたことはなさそう(失礼)

しかし、観光地とはいいながら辺鄙な農村の一角にここだけは行列ができていた。
実にマスコミの影響は恐ろしいものである。ファーマーズハウスで話題の生キャラメルを購入。
当初余り関心のなかった諸兄も話のネタにと言いながら釣られて購入。
「三八会」のメンバーも文字通り結構「ミーハー」である。バスに戻って幹事の配慮で生キャラメルを1個ずつ賞味した。甘党の小生はとろける甘さが何とも言えず美味しかったが、バスの前方に陣取った辛党諸氏の評価はあまり芳しくなかったようである。


観光客で賑わうファーマーズハウス(売店)  12粒750円は暴利と言いながらも行列に参加



中札内美術村(10時25分〜13時40分)

本研修旅行最後の観光地はお菓子で有名な六花亭が運営管理する中札内美術村である。
カシワの木が鬱蒼と生い茂る広大な敷地内には、遊歩道で結ばれている個性豊かな美術館が点在。
日本画家の小泉淳作美術館、トヨタ自動車のデザイナーから転進した真野正美展の北の大地美術館、洋画家の相原求一朗美術館、佐藤克教現代木版画館を周囲の自然林を散策がてら巡った。


 鬱蒼と茂る柏の森の中を美術館巡り         80年前の銭湯を改造した相原美術館




 小泉淳作の作品を鑑賞                売店「柏林」

売店の「柏林」ではお土産用の絵はがきや六花亭のお菓子を購入。
そのあと地元野菜と家庭料理のレストラン「ポロシリ」で思い思いの昼食を取った。因みにポロシリとはアイヌ語で大きな山という意味なそうです。


 レストラン「ポロシリ」              グルメ旅行の仕上げは十勝の野菜料理


その後は思わずお尻を触ってみたくなる可愛い子供達の像(青木三四郎作:MEMORY)が立ち並んだ芝生に寝転んで北の大地の空気を思い切り吸い込みながら、この旅行が三八会のメンバー全員に新しいMEMORY として記録されることを確信した。

とかち帯広空港:さらば北海道(14時00分〜15時20分)

美術村から20分ほどで空港に到着。ここで観光バスとお別れ。運転手さん三日間ご苦労様。空港ロビーのTVで北京オリンピックの野球の3位決定戦で日本がキューバに負けているシーンを放映している。残念!。

      
       とかち帯広空港のコーヒーショップで反省会


出発時刻までショッピングやコーヒーを飲んで時間を費やす。ここで佐藤会長とはお別れ。事前調査から3日間の案内役本当に有難うございました。15時20分の便で帰京。
石塚幹事、会員の皆様お疲れ様でした。