新装なった八景駅前で
2019年12月12日、金沢八景駅に集合時間の10時に全員揃う。
参加者は阿川、石塚、小野、小野山、柏木、進藤、高橋、浪本、広瀬、深作、荒木田の11名。
風はやや強いが気温は20度越えで11月上旬の暖かさと絶好のハイキング日和。
新装なった金沢八景駅前で全員で写真を撮る。
八景とは今日行く野島、稱名寺などの景観を江戸時代の浮世絵師歌川(安藤)広重の錦絵で紹介され有名になったそうで駅の改札口の正面にその錦絵のパネルがでんと据えられていた。
歌川広重の金沢八景図
シーサイドラインは1989年に開業したが地元商店街の反対もあり用地買収が進まず京急の駅とは国道16号線をまたいで150メートルはなれていたが、30年かけてやっと今年の3月に延伸駅が完成した。なかなかスマートで格好いい駅舎で、かつ片田舎の駅前広場も驚くほど一気に近代化した。
![]()
新シーサイドライン駅。左側複線工事中。
これと似た話が北九州にもあった。モノレールが完成したが地元商店街の反対でJR小倉駅からなんと400mも離れたところに駅が設置され20年経過してやっと接続できた。
瀬戸神社・琵琶島神社
金沢八景駅から徒歩数分の所にある瀬戸神社。国道を挟んで参道が伸びその先が琵琶島神社となる不思議な神社だ。もともと入海の瀬戸(狭い海峡)で満潮時に急流となり交通の難所のため海神を祭っていたところに源頼朝が伊豆三島明神を作り戦勝祈願をした。境内には数多くの樹木が植えられており左側にそびえるオオカヤの木は樹齢1000年で横浜市天然記念物に指定されている。
![]()
瀬戸神社 オオカヤの木
琵琶島神社は陸から突き出た小さな丸い半島にあり、モノレールの車窓からよく見えるおなじみの神社である。北条政子が、夫頼朝が瀬戸神社を習って祀ったもので、平潟湾は埋め立てが進み往時と様変わりしているが、琵琶島神社から見た海はモノレールの線路が海上に走り、左手にこれから行く野島が見えなかなかの景観である。
琵琶島神社から野島方面を望む
明治憲法起草の碑
伊藤博文らが明治憲法の起草をした夏島に建立された。 当初はここより200メートル離れた料亭跡地にあったそうである。三八会のある人曰く、昔の偉人は酒を飲みながら憲法を作り、それが今の料亭政治につながっていると。
私は明治憲法なるものを余り知らないが、この碑の基石は、明治憲法全76条を示す76個の御影石からなり、縦横22尺2寸1分1厘の大きさは、憲法発布の日明治22年2月11日を表しているとのこと、昔の偉人は酒だけでなく洒落がきつい。
明治憲法起草の碑
野島公園展望台・旧伊藤博文金沢別邸
横浜市の最南部にある平潟湾に浮かぶ小さな野島は歌川広重が描いた「野島の夕照」で知られている。
野島公園の夏はバーベキュー、キャンプ、潮干狩りで賑わう。
展望台はこの島の山頂にあり、たどり着くまでは結構きつかったが螺旋階段を登りきると手前に八景島シーパラダイス、
日産、三菱重工、そして房総半島など東京湾の360度の大パノラマが広がった。
野島公園展望台にて
展望台からの絶景
八景島シーパラダイスのジェットコースターが見える
山から下りたところに旧伊藤博文金沢別邸がある。
この近辺は明治時代東京近郊の別荘地としてより前に注目されていたとのこと。
庭園には金沢区の花ボタン園があったが残念ながら今の季節は何もない。
旧伊藤博文金沢別邸にて
シーサイドラインと稱名寺
この時点で歩数は10,000歩近く、いささか疲れてきたこともあり、無人運転のシーサイドラインに乗ってみたいというメンバーの希望で、海の公園の散策はとり止め、野島公園駅から2区間モノレールに乗った。
6月の事故以来車両も新しくなり快適であった。
好奇心旺盛な浪本さんと小野さんがこの電車の車輪はゴムタイヤではないかと議論していた。
海の公園柴口駅から15分ほど歩き広重の描いた八景のひとつの稱名寺に到着。稱名寺は鎌倉時代に北条実時が建立した金沢北条氏の菩提寺で、極楽浄土の再現を願った浄土式庭園。本堂前の阿字ヶ池を中心とした庭園は落ち着きのある風情である。
ここは2014年、桜の時期に一度来ている。紅葉の時期もさぞかし見事だろうと推察される。
時間の関係上早々に引き上げる。
稱名寺正門
桔梗亭で昼食
今来た道を引き返し広瀬さんが昼食を予約した「桔梗亭」に到着。
早速、今年の忘年会を兼ねて乾杯をする。
乾杯でスタート
メニューは松花堂弁当¥2,000也。
松花堂弁当お品書き
松花堂弁当
質、量ともに皆満足。特に進藤さんは秋田名物のいぶりガッコ(漬物)に大満足。
じゃこ御飯も美味しくほぼ全員がお替りをした。デザートの苺ババロアも好評。全員がこの店を紹介してくれた(広瀬さんではなく?)奥様に感謝。
店を出ると釣り専門のBSTV局がこの店の紹介番組の撮影準備をしていた。
ここから海の公園柴口駅まで歩いて解散。私の万歩計で13,100歩、好天にも恵まれ久々に良く歩いた。
幹事の石塚さん、それに半日適切なガイド役をしてくれた広瀬さんありがとうございました。
追伸:帰りに終点の金沢八景駅で車両の下を覗いてみたらお二人の推察通り車輪は大型ダンプ並みのでっかいタイヤでした。
ちなみにこの種の交通システムではゆりかもめラインもゴムタイヤで、日本で最も古いのは札幌市の地下鉄である。
シーサイドラインのゴムタイヤ車輪