鎌倉アルプス天園コースを歩く  文と写真 石塚 洋



半僧坊 見晴台にて

昨年の「三八会結成50周年記念例会」の席上、誰からともなく
「10年続けた作品展も打ち納めた事だし、これからは皆で足腰を鍛えよう!」
との声が上がり、年明け早々「建長寺を参拝、鎌倉アルプス征服」を企画した。

当初1月9日を予定しましたが「降雪の恐れ」との予報で急遽延期しました。
遠く九州熊本から参加予定の柏木さんには申し訳ない事をしてしまった。

さて日を改めて1月31日、JR北鎌倉駅 9:00集合と声を掛けましたら12名の自称健脚?
が応募してくれ、8:50には全員揃った。
「あれ?」、何故か前日欠席のメールをくれた進藤さんがいる。
PCをWindows8.1に変更したので「まだ使い勝手が分からない」とのこと、単なる誤配信であった。




9:10建長寺山門をくぐり、拝観料を納め、参拝した。
ちょうど都内から来たと言う中学生一団と合流、門前で写真を撮った。
孫みたいな連中からパワーを貰って「鎌倉アルプス踏破」を急遽隊長に指名された小野山さんを囲み全員で誓い合った。

建長寺はご存知、鎌倉五山第一位、臨済宗建長寺派大本山で、日本最初の禅道場である。
第1の難所「半僧坊」へ。
境内を一番奥まで抜けきると、良く整備された石段を登って行く。
皆の会話も足も良く弾む。いくつもの「天狗像」が我々を迎えてくれた。良い眺めだ!

9:45 半僧坊 見晴台に到着。
ここからは建長寺の七堂伽藍が真上から見下ろせた。右手に富士山の姿も見えた。
前日の雨に打って変わって、雲一つない無風のいい天気になった。
心願成就(大漁、海上安全、厄難消除、良縁成就、学業成就、病気平癒など)を祈念して
奉納された半僧坊旗が何本も山上の風に翻っていた。





一服して、第2の難所「十王岩」を目指した。
しばらく行くと覚圓寺分岐点(90分コース)に出た。本日予定していたコースである。
「こんなにいい天気はめったにない。皆健脚揃いだ。天園コース(3時間)を征服しよう!」
と小野山隊長から急遽コース変更の提案が出される。
おだてられるとすぐその気になるメンバー一同、勇気百倍、四の五もなく挑戦する事にした。
「十王岩」から「天園峠の茶屋」までの「鎌倉アルプス」は結構起伏のある尾根で、きつい。
足は鉛を付けたように重く、動きが鈍る。汗もかき会話は途絶えた。
岩肌がごつごつした道なき道もあった。一体どの辺を歩いているのか皆目見当がつかなかったが、
眺望もよく、豊かな自然を満喫出来た。

途中、我々同年輩のグループとも何組かすれ違った。中に若い女性がジョギング姿で
走り抜けていったのには驚いた。
左側に「ゴルフ場」が現れた。
「鎌倉CC4番ホールだよ」
と高橋さんが教えてくれた。何年か前、三八会でゴルフをした事を想い出した。
10:50 第3の難所、「天園峠の茶屋」に辿り着く。 



本当はここで休みたいところだが、昼飯の予約時間が気になり休憩も取らず前進することにした。
「瑞泉寺方面」と「獅子舞谷」との分岐があり、鎌倉駅に近道の「獅子舞谷」を選んだ。
「これからは下りなので楽だよ」と隊長に励まされ、粛々と下りた。



獅子舞谷は別名紅葉谷と言って秋の紅葉時は綺麗なところと荒木田さんに教わった。昨日の雨で岩にへばりついている落葉が滑る。道もぬかるんで歩き難い。
「ここは滑るぞ!」「岩の後ろを廻れ!」と皆で声掛け合いながら下りた。ここも結構な難所だ。
小野山隊長が3度程滑って転んでくれ、皆に「手本」を示してくれた。
すっかり葉を落とした銀杏の大木に鎌倉名物 台湾リスが遊んでいた。
ヤクルト配達のオバサンの姿も見えた。ようやく街に下りて来た実感が湧いた。乗り合いバスが通過して行く。




11:40「鎌倉八幡宮大鳥居前」に到着。
隊長から「皆よく頑張ったね」とねぎらって頂いた。
12時発の江ノ電に乗って「庄や 藤沢店」へ。なんとか予約の時間に間に合った!
小野山隊長の乾杯で打ち上げ!
皆、大満足!急に自信が付いたのか次回は何時だ?との声あり。
今回の総歩数は17,723歩でした。