鎌倉散在が池森林公園(鎌倉湖)散策
    (文)柏木正弘 (写真)柏木正弘* 石塚洋**

   鎌倉湖畔の紅葉の下で**

12月9日(木)当日、家を出る頃は、青空と雲が半々の空、しかし、大船駅集合の頃には一面真っ青な雲一つ無い晴天、絶好の散策日和。

10時集合に遅刻者なく時刻通りのスタート。この度の散策参加者は石塚、阿川、進藤、広瀬、柏木(報告者)の五名。
JR大船駅東口からバス乗り場に移動するに、駅舎と接続するバスターミナル等々の建て屋の立派さに一堂、感心。
かつての「うら寂しい大船駅」の先入観をひっくり返すもの。
「東芝の事業所が進出したからかも・・・」などなど勝手なことを口にしながらバスターミナルへ。


  大船駅前のバスターミナル、背後に名物の巨大観音像が見える*

広々したターミナルの頭上にはモノレールが乗り入れ、遥か彼方に大船のシンボルである観音様が視界に。


バスを待ちながら通りすがりの(比較的若い)女性に頼み込んで全員の集合写真。


   JR大船駅前にて**

暫しの待ち時間の後、江ノ電バス鎌倉湖畔循環線バスに乗車、凡そ15分程度でバス停「今泉不動」に到着、下車。

左右住宅の建ち並ぶバス道を数分、さらにバス道を左に曲がり木々の鬱蒼と茂る緩やかな坂道を辿ることさらに数分、この度の目的地である「散在が池森林公園」北口に到着、バス停からものの数分の距離、近い!


   散在ガ池森林公園入り口*

同公園の池「鎌倉湖」は、明治の初期に、地域で頻発する水争いの解決策として地域の三ヵ村の名主達が協力して造った地域の農業用水のため池がその原点で、昭和に整備が進められ昭和57年に「散在が池森林公園」として現在の姿に成ったとか。


 
   散在が池の由来*

南北、東西それぞれに600mに収まる程度の広さ(グーグルマップで見積もり)の公園。

当初予定は、「公園北口」より「せせらぎ小径」 → 湖畔で一休み → 「馬の背小径」 → 「公園南口」より「パノラマ小径」 → 「鎌倉石切り場跡」 → 「のんびり小径」と鎌倉湖を左回りに一周する予定であった。

  
   公園マップ*

公園に足を一歩踏み入れると、緑の木立に映える真っ赤な紅葉、感激しながら公園北口から続く舗装道路を進と、右横にそれる小径の入り口に「せせらぎ小径入り口」の標識と「閉鎖中」の標識が。
右下に切れ込んだ谷筋を望むと、地味な風景が展開、(華やかな方へと)心置きなく予定ルート変更、舗装道路をそのまま進むと直ちに湖畔に。

  
   鮮やかな紅葉に魅せられてどんどん紅葉の方へとルートを変更する*

湖畔には見事な紅葉とそれを楽しむ先人(午前という時間帯のせいか)散見、その中に紅葉をカメラに収めようとしている初老男性が(近辺在住・初老の停年退職者風)が。
事の成り行きで彼の男性との立ち話、彼の好意で全員の集合写真を撮影。
                                     
公園内の散策開始にあたり、彼の男性に敬意を表して適切な散策ルートを尋ねるに、堰を切ったような公園の見所の細かな説明・紹介が始まる。尋ねた義理の感もあり、当初の湖畔左回り計画を右回りに計画に変更、当初の「馬の背小径」に代わって「のんびり小径」ルートからチャレンジすることに。

  
    ルートの説明を受ける石塚さん*

推奨ルートの出始めは「のんびり小径」の名称通り「のんびり」散策を楽しめそうな気配。

  
    のんびり小径の入り口*

やがて、彼の言うように、穏やかな登り道を辿るに眼下左に青い湖面を背景に紅葉の木々素晴らしい景観を楽しむ。彼は嘘をつかなかった!と。

 
   湖面に映える木々の美しさ*

しかし「のんびり小径」も更に歩を進めると「のんびり」とは打って変わって急な坂のアップダウンの連続。


     急勾配の上りや下り。正直しんどい*

看板に偽りと不満たらたら息を切らしながらも時折道沿いにハッとするような紅葉が、一瞬疲れを忘れさせてくれる。

やがて少し平坦な径になり、木々の間から暗い壁のような景観が出現、案内図によればこれが「鎌倉石切り場跡」。

 
  硬さ故に珍重された「かまくら石」を切り出した跡*

何時、誰が、何を目して石を切り出したのか等々、説明表示もなく皆目不明、披露困憊の故か関心も抱かずにただ横目に見て通り過ぎるのみ。

暫し平坦な径を辿ると犬を連れた女性に遭遇、尋ねるに「犬の散歩」とか。息を切らせながらの我等が身からすれば、これが「散歩」道とは恐れ入ってしまう、これも我等が体力劣化著しい老人の故かと、しみじみ。

すると径は非情にもまたまた急な登りに。


 過酷な上り*あればもっとしんどい下り**もあり

悲壮な思いで息を切らすこと数分、視界が突然開け、山の頂上の雰囲気を漂わせる地点に到達、住宅の屋根屋根を眼下に視線を上げると彼方の尾根から富士山が顔を覗かせ、感激そのもの。
「公園南口」近くの「パノラマ小径」に到達の模様。

しかし、ホッとしたのもつかの間、その後は、径の両サイドが切れ落ちた山の尾根のような急な下り坂に。ガクガクする膝や足首をまもりつつ足場を一歩一歩慎重に確認しながら必死の下降を暫し。これが「馬の背小径」か。


   
やがて、左手眼下に木々の間から鎌倉湖の湖面が見え隠れに、そして這々の体で湖畔散策の出発時の紅葉の木々の下に帰還。

 
  湖面に青空と紅葉が映える絶景*

湖畔を振り返ると、散策開始の時とはまた異なる湖面が静に広がって印象的な一瞬。
 
公園内散策完了で、待ちに待った「山八会ランチ」へいざ!いざ!と、公園北口を後にして大船駅に戻る循環バスのバス停へ。

体力勝負の悪戦苦闘に長時間を費やした感があるも、(カメラの時刻記録からは)公園内滞在時間は1時間15分と意外に短く、感激と疲労困憊の散策も、つかの間の出来事だったことが後で分かった次第。


大船駅から来る時は15分程度であったが、バスに揺られること(循環バス故)30分弱で大船駅バスターミナルに到着。
昼時の雑踏する駅前の商店街で、石塚さんが予約を入れているレストラン「キリンシティ大船」を探すことに。

先ずは、石塚さん、予約時のメモか、手書きの簡単な地図のようなメモを手にレストランを探そうとするが飲食店が建ち並ぶ雑踏に遭遇、探索には歯が立たずギブアップ。
大船に関しては俺が一番詳しいと進藤さんが先頭に立つものの、メモの住所を頼りにして、二丁目はあっちだこっちだ、あっちの路地じゃなく、こっちの路地だと彼もまた迷いに迷って、目的地に到達しない。
窮余の策と石塚さん、遂に、店にヘルプの電話、彼方より「今の場所を動かないでください」と念を押され、ジッとしている我々を店の女性主人が急遽迎えに来てくれて、晴れてレストランに到着する羽目に。


        本日のランチ*

コロナ鎮静化の兆しか、店はそこそこの客の入り。店内で最も奥の予約席に案内され、本日、
あとは飲んで食うだけだと、一堂、安堵と開放感。
早速に生ビールを注文。そして、石塚さん曰く、
「今日は、この店で一番高いメニューを頼むが良いか?」
と皆に念を押し、一堂、異議無し!Ok! 
そしてメインディッシュとして1,200円の「ラムステーキランチ」と副菜としてシェアーで「寒締め縮みほうれん草の鉄板焼き」ということに。

 
   まずは乾杯!乾杯!!*

山八会ランチ、振り返るに年齢のせいかその多くが魚料理であったが、久しぶりの肉料理。
選んだレストラン故も考えられるが、副菜のほうれん草含めて、一堂、美味かった!美味しかった!を連呼する満足感。


 ラムステーキランチ*           寒締め縮みほうれん草の鉄板焼き*

加えて、先日、行われた三八会リモートで広瀬さんが披露した「○○クーポン」を活用。
これで、12,500円の料理を10,000円の支払いで楽しめることを実証確認!
注文が12,500円になるようにソーセージの盛り合わせやビールの追加注文で調整。
これでヤッタ!ヤッタ!!とじいさんどもの勝利感。他愛ないかぎり。
 
山八の最近の恒例は、ランチの満足に続くシフォンケーキによる締めである。大船の猥雑な商店街にはシフォンケーキの店は無理だろうと、狙いを大船駅ビルに絞り、何時もながらのシフォンケーキ探しに。同4Fカフェは婆ちゃん・おばちゃん・ネェチャン達で大盛況、ウェイティングの混雑振り、同3Fに降りスターバックスを試みるも客多数にてこれまた敗退!残念至極。
今回は恒例のシフォンケーキは諦めることにして、次回の再会を約して14:10散会した。

鎌倉湖を巡る一日は素晴らしかった! この度の散策歩数は、8,800歩であった。

                                 〜以上〜