明王院にて
◆2016年12月9日(金) 快晴 やや風強し、JR鎌倉駅9時集合。
◆参加者11名(阿川、荒木田、石塚、小野山、柏木、進藤、杉岡、高橋、浪本、早川、広瀬)
◆コース:JR鎌倉駅⇨十二所バス停→光触寺→明王院→淨妙寺→旧華頂宮邸→報国寺→杉本寺
→鶴岡八幡宮→レストラン静久(昼食)→JR鎌倉駅解散(⇨はバス、→は歩行)
1.JR鎌倉駅⇨十二所→光触寺
いつもの様に三八会石塚幹事のアレンジにより、今回は鎌倉散策でも比較的有名な金沢街道沿いのお寺を巡ることになった。今回スタートした光触寺の少し先は、朝比奈切通しがあり、時間が有れば切通しを歩くことからスタートするのも良いかと思う。
鎌倉駅から光触寺までは京急バスの金沢八景行きで15分程の「十二所」で下車すれば、光触寺は2-3分のところに有る。今回は荒木田、広瀬両氏がバスの行き先とは逆の金沢八景方面から来ることもあり、「十二所」で落ち合うことになっていたが、ほぼ同時にバス停に到着し、待ち時間ゼロで合流できた。鎌倉からの京急バスは同社のカラーの水色のボデイでなく、たまたま観光に使われる赤色のバスで、いかにも観光でお寺巡りに行く気分になり盛り上がった。
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金沢八景行きのレトロな観光用バス 「十二所」バス停にて全員揃う
鎌倉駅を9時4分のバスに乗り、「十二所」バス停に着いたのが9時25分。
鎌倉駅から歩いても大した距離ではないが、ここからお寺を巡りながら、駅方向に向かってウオーキング開始。
最初に訪問するお寺光触寺は今では住宅に取り囲まれた中にあるが、開山は作阿上人による1279年の鎌倉後期であり、一遍上人が開基した時宗のお寺である。
本尊は阿弥陀三尊で鎌倉六阿弥陀の一つである。時宗は浄土教の一宗派で一遍上人を宗租としており、その立像が境内にある。
時宗は鎌倉、室町時代には栄えたが今では全国でも400余りのお寺しかなく、藤沢にある清浄光寺、通称遊行寺は総本山である。境内の塩嘗地蔵はかって東の六浦から塩売り上人が鎌倉に上がる途中で塩を供えて行った帰りによると塩が無くなっていたことから地蔵さんが嘗めたのだろうとの言われ。比較的境内は小さく、回りのお墓の数も少なく小ぶりのお寺であった。
光触寺由来
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光触寺山門と一遍上人立像
2.光触寺→明王院
光触寺を出て金沢街道に戻り鎌倉寄りに5分ほど歩くと右手に明王院がある。門を入ると待ち構えてたかのように住職が現れ、早速全員集合写真を撮ってもらう。明王院は1235年に4代将軍藤原頼経が建立した鎌倉市内唯一の現存する寺院で、萱吹の本堂は古来を忍ばせ美しい。幕府の鬼門の方角「十二所」に鬼門除けの祈願所として五大明王をお祭している。木像の五大尊明王は本堂に安置されているが、不動明(国重文)を除いては江戸時代に焼失しその後作り直されたそうだ。この庭に有名な紅梅シダレ梅が有るが、まだ蕾もなかった。
明王院由来
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萱葺きの明王院 院内を歩く住職
3.明王院→淨妙寺
明王院を出て再び金沢街道を歩き次の目的地は淨妙寺である。明王院から歩いてやはり5分くらいの街道沿い。この寺は稲荷山と号し、臨済宗建長寺派の古刹で、足利義兼が1188年に創建し、当初極楽寺と称し密教系の寺院であったらしいが建長寺開山後住職が変わってからは禅刹に改め,1257年頃淨妙寺となったとのこと。本堂裏の墓地には足利尊氏の父である足利貞氏の墓が有るそうだが、そこまで入って行かなかった。庭が広く、庭園テラスと称する広い庭が有り、杉苔を主とした枯山水になっており、1500年代には僧が一堂に茶を喫した喜泉庵で抹茶も飲めるようになっている。
茶菓子付きでⅰ000-1500円は、いい値段である。
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淨妙寺山門 紅葉の庭園
4.淨妙寺→旧華頂宮邸
淨妙寺を出たのが10時20分、昼食時間のこともあり先を急ぐ。
次は報国寺であるが、路筋の奥に旧華頂宮邸と言う昭和4年に華頂博信侯爵邸として建てられた、国の登録文化財があり、歴史公園100選にも選ばれた洋風建物を先に観ることにした。
残念ながら建物内部は春、秋の特定日しか公開されておらずこの日は建物内部には入れなかったが、外観は洋風の素晴らしい白亜の建物であり、さらに裏に回ると広々としたフランス風と言われる芝生の庭が広がっていた。庭を囲むように木々に取り囲まれ、一部遅めの紅葉も見られた。
旧華頂宮邸での集合写真
5.旧旧華頂宮邸→報国寺
旧華頂宮邸から金沢街道に戻る途中にほぼ隣り合わせで報国寺が有る。1334年に開山され、開基したのは足利尊氏の祖父である家時である。古くから孟宗竹林で知られ境内には1000本以上の竹が密集している。
臨済宗建長寺派の禅宗寺院。三門をくぐり石段を登ると本尊の釈迦如来坐像が祀られている本堂が有る。
報国寺山門
報国寺由来
本堂の左手には萱葺きの屋根の大きな鐘楼が有った。竹林は周りを歩けるようになっており、かなり太めの孟宗竹が天に向かって伸びてる様は素晴らしい。
報国寺 孟宗竹林
6. 報国寺→杉本寺
報国寺を出たのが11時20分頃で、12時過ぎに鶴岡八幡宮前のレストラン「静久」に入るには杉本寺から鶴岡八幡宮を経由する余裕の時間が有りそうなので、最後に杉本寺を訪れることにした。
この寺も金沢街道に面しており,報国寺から7、8分の場所にある。
杉本寺は坂東三十三観音の第1番札所で、731年に行基が開山した鎌倉最古の寺院である。
本尊は十一面観音で行基、円仁、源信がそれぞれ彫った三体が安置されている。杉本寺の名は1189年の大火の際、一人の僧が猛火の中に入りながらも、衣の裾を少し焦がしただけで3基の十一面観音を持ち出し、杉の木の下に安置したことから、杉本寺と呼ばれるようになったとのこと。
金沢街道から苔むす石段を200段以上上った山の中腹に観音堂は有る。
この山は大蔵山と呼ばれ杉本城跡があった。観音堂には行基、円仁、源信の彫った十一面観音像が安置されているが、暗くて様子は定かには見えなかった。
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萱葺き屋根の杉本寺 観音堂 杉本寺 苔むす石段
杉本寺観音堂内部
7.杉本寺→鶴岡八幡宮→食事処「静久」
杉本寺を最後に今回のお寺巡りのウオーキングも11時40分を過ぎたので鶴岡八幡宮を経由して、食事処「静久」へと急ぐ。
静久は八幡宮すぐ前の金沢街道に面し、客席が20人程度のさほど大きくはなく、比較的新しい店に思えた。
石塚幹事が予約をしてくれていたので、中央付近に席は用意されていた。
早速ビールで本日の歩きが無事終了したことを祝った。2杯目以降は各自好みで、ビール、熱癇、冷酒等を注文したが、真昼なのでそれほど進まなかったようである。
「静久」で打ち上げ 昼食
食事は定食で天丼とそばで、そばはざると煮込が選択できた。最後はデザートであったがアイスクリームは4人分しかなく、残りの7人は蕨もちであった。
食事は量、味共にまあまあの満足できるものであった。
ビール+定食+蕨もち=\2,040、ビール+定食+アイスクリーム=\2,140
値段、味、サービス含めて5段階で3程度かな??。
「天丼+そば」定食
8.最後に
第21回目の山八会は石塚幹事のアレンジで古都鎌倉のお寺巡りを行った。会員11名の参加を得て、風は少々有ったものの、冷たくはなく好天に恵まれ、気持ちよくウオーキングすることが出来た。季節的に紅葉の時期には少し遅かったので燃えるような鮮やかさは見られなかったが、一部に紅葉が残っており、お寺の荘厳さと合わせ心洗われる一時で有った。
今回のウオーキングの歩数は10,954歩(阿川さん計測)で1日の歩数としては最適歩数で有った。
距離にすると5km程度と思われる。