帝釈天二天門前に勢揃い(*)
10時定刻に京成高砂駅に本日参加の7人全員揃いいざ出発。暖かい日差しに恵まれ、皆元気に歩き出す。1番目は駅から数分のところにある観蔵寺へ行く。
ここは寿老人が祀られているはずだが、七福神めぐりは時期的に終わっているため、お堂も閉まっており、境内の寿老人の石碑を見たのみとなった。
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観蔵寺 寿老人の石碑
ここから再び駅に戻り、商店街を通り抜け立派な桜並木を20−30分ほど歩き、2番目の医王寺に到着。この寺の創建は1407とのことだが、1538に再興されたよし。七福神の寺としては、立派過ぎるほどの堂々とした山門を構えていた。この山門は鐘楼も兼ねているらしく鐘突棒らしきものも見えた。境内は広く、立派な弘法大師像も建てられていた。ここには恵比寿天が祀られているが、ここもお堂は開いていなかった。
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医王寺山門 弘法大師像
ここから3分ほどで3番目の宝生院に到着。徳川家の寺の一つであり、昭和時代に上野から移ってきたよし。ここには大黒天があるはずだが、全く寺内は覗けず、拝めずじまい。次の4番目の万福寺は新しい寺で、福禄寿があるはずなるもこちらも同様ちらとも見えず。
結局残りの2寺は端折ることにし、結果的には七福神めぐりではなく、柴又周辺の散策に切り替わることとなった。
宝生院
この後、本日の本命の帝釈天と矢切の渡しを見に行くことにした。まず江戸川堤に向かい、料亭山本亭をちらりと見た後、堤防を下って矢切の渡しに出る。昔訪れたときと全く変わらず、ポツリとうら寂しい船着場があった。現在は冬場のため土日のみの運行になっており、小船も川向こうに2艘係留されていたのみであった。
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矢切の渡しは小説(伊藤左千夫の野菊の墓)や同名の歌謡曲(ちあきなおみ)で有名であるが、寅さんの映画でも有名になった。寅さんシリーズの第一作では、父親に叩き出されてフーテンとなった寅次郎が矢切の渡しに乗って20年振りに柴又に帰ってくるところから話が始まるのである。
ふたたび、堤防を越え川魚料理の川甚の横を通り、帝釈天に向かう。正常の参道を抜けていくのとは逆に裏から入る形となった。週日にもかかわらず、相変わらず人で混み合っていた。
帝釈堂には、本尊の板本尊が祀られており、その横に毘沙門天があるが、撮影禁止のため写真はとれなかった。この堂の4辺には、有名な木彫が施されているが、いったん食事のため見物は後にする。
また正面の二天門の脇には、大鐘楼があり、ちょうど12時であったため、ゴーンという鐘が鳴り響くのを聞けたのはラッキーだった。
帝釈天大鐘楼
その後、寅さんで有名な帝釈天参道を通り、寅さん映画の舞台や撮影班の事務所にもなった高木屋で名物の草団子などを買った。みなさん愛する奥様のためのお土産かな? 次は昼食に向かう。
寅さん映画の本拠地高木屋の前で
帝釈天参道での第26作ロケスナップ(寅さんと伊藤蘭ちゃん)
古い昭和の香り漂うせんべいの金子屋の店先(*)
はじめの予定とは異なり、石塚さんが車引きのお兄ちゃんからもらった割引券つきの店に入ることになった。小うな丼(一切れ)、小ラーメン、牛筋煮込み、それにあんみつのデザートつきで
¥1,300というもの。
本日の無事の完歩(約8,000歩)を祝してビールで乾杯したあと、次回予定の桜見物などで談笑した。食事内容も思ったよりはよくまずまずであった。
ここで解散し、我々有志4人(石塚さん、広瀬さん、阿川さん、私)はふたたび、帝釈堂に戻り、堂の周りの木彫ギャラリーと庭園を見学した。立派な木彫が壁一面にあり、そのすばらしさに一同感動した。
木彫りギャラリー(*) 見事さに感動する面々
その後、再び参道を通り、寅さんの銅像が見守る柴又駅より帰途に着いたのであった。
駅前の寅さんの銅像(*)
(*)文中の寅さんの写真は編集者が挿入しました