横浜歴史博物館めぐり
                      (文と写真)石塚洋


    博物館前にて

今年の夏は猛暑の上、コロナ急増(第7波)で8月の山八会は残念ながら休会となった。
「中秋の名月」が過ぎても残暑が厳しく、かつコロナ収束もままならないこの9月13日(火)10時に阿川、進藤、広瀬各氏と石塚の4人が横浜馬車道にある「神奈川県立歴史博物館」にて合流した。

早速各々入館料:300円を用意して常設展チケットを求めようとしたら「シニアの方は100円です」と言われた。
「身分証明書は?」と尋ねると「結構です、どうぞごゆっくり御覧ください」と。
誰が見てももう我々の姿、格好はシニアに見えるのだ。
安いチケットを手に、嬉しいやら、嬉しくないやら、 複雑な気持になった。

この博物館の建物は東京銀行の前身「横浜正金銀行本店」だ。
外国為替システムが未確定だった当時、日本の不利益を軽減出来るよう正金(現金)で貿易決済を行うことを主な業務だったようです。

館内は1F〜3Fに
   テーマ@ 「相模の古代に生きる人々」
   テーマA 「都市鎌倉と中世の人々」
   テーマB 「近世の街道と庶民文化」
   テーマC 「横浜開港と近代化」
   テーマD 「現代の神奈川と伝統文化」
に分類されていた。我々4人はテーマ@から展示物を追いかけた。

見学者は我々だけのようだ。
夏休みも終わったばかりなので博物館などの見学は今頃がゆっくり貸し切り状態で見られるいいチャンスなのだ。

縄文時代は今から15,000年前〜2,500年位前まで1万年以上も続いたとか。
何と気の遠くなるような時間だ。
展示されている土器や土偶をよく見るとこの間形や色も微妙に変化している。
当時の人々の創造力にびっくりする。

  
  相模原市縄文土器


   日本最大級の頭土偶  

縄文土器、土偶の美を天下に知らしめたのは岡本太郎だと以前本で読んだ。
岡本太郎と縄文土器の出会いは「東京国立博物館」の一室だったとの事。
「なんだ、これは!」と彼は叫んだ。
この彼の一言で“縄文ブーム”に火が付いたのだそうだ。
縄文〜弥生〜古墳~飛鳥〜奈良〜平安〜鎌倉時代との流れが何となく理解できたような気がした。
 
次は何といってもNHK大河ドラマ「鎌倉殿と13人」で御馴染みの鎌倉時代の展示に興味が湧く。
学芸員に鎌倉の地形の特徴について説明を受けた。すでに山八会は鎌倉の隅から隅まで歩いているので彼の説明がよく理解できる。

源頼朝による鎌倉幕府の始まりから幕府滅亡後の鎌倉府、小田原を拠点に関八州の支配を目指した後北条氏の滅亡までの400年にわたる武家政権の変遷、時代の流れに戸惑う庶民の苦悩や不安など理解出来た。


  鎌倉の地形について説明を受ける


    一遍上人の立像(木造)

テーマCでは「青銅製 野戦用大砲」の展示があった。口径:250mm、全長:3,830mmで品川お台場に安政元年(1858)据え付けたものとあった。


  大砲の前で記念写真

テーマDでは「東芝製ワープロ:JW−10」「東芝製TV,冷蔵庫」など展示されていたが
11:30を回り「博物館」を出て建物正面で記念写真を撮った。
       
ここから食事処「世界のビール博物館」(ランドマークプラザビル)まで歩く事にした。
日差しが強く、まさにフライパンの上を歩いているようだった。暑くてへばった!
道中、新しい高層ビルがいつの間にか建ち、加えて日本初という都市型ロープウエイの横浜エアキャビン(JR桜木町駅から赤レンガパーク)も懸けられ、運航を開始していた(矢印)


 横浜の新しい乗り物「横浜エアキャビン」


 横浜エアキャビン(出展:横浜観光情報


真新しいビルは一昨年に竣工した横浜市役所だ。横浜在住のお三方に「この市役所に来た事、ある?」と聞いたら「区役所で済むから来たことないよ」との事。こんな立派な市役所必要ある?
街並みの変化は速い!


 新装なった横浜市役所

11:45「ランドマークタワー」に到着。疲れた! ビル内に入りホッとしたのもつかの間、この中にあるはずの「ビール博物館」が見つからない。
ホテルの係員に何度か聞いて漸く辿り着いた。
「ここだ!」と進藤さんが叫ぶ。体育館みたいな広い部屋に客人は我々含め10人くらい。

  やっとたどり着いた。やれやれ。


  中は貸し切り状態

でも予約をしていたので4人には一番奥の「一等席」を用意してくれていた。
最初は4人共、日本製生ビール、二杯目、広瀬さんはバドワイザー(米)、阿川さんと石塚は
オクトーバーフェスタにちなんでミュンヘンビール(独)! 美味い!


  何はともあれ乾杯!乾杯!

ランチは4人共「グリルサーロインステーキプレート」、これもボリュウームたっぷりで
ビールの味も加わり最高だった。
バドワイザービール瓶のラベルに「Wasted Youth」とあり、「若さを失ったビールか?」と
進藤さんが訪ねたら、即座に広瀬さんが「これは成熟と訳すの!」との反論、ミュンヘンビー
ルを飲みながら面白い会話だな〜と思った。

4人組の周りには誰もいない。久し振りに会話も弾み、普段聞けないプライベートな事まで話題に上がった。
何と広瀬家の風呂は「24時間、365日」何時でも入れる風呂らしい。これにはびっくり仰天! 
今度、三八会で一度入りに行こうということになった。

13:30も回り、「ドックヤードガーデン」に入ってみようとなった。
ドックヤードガーデンは日本でも珍しい石造りの造船所ドッグである。
愛知県から来たという中年カップルも入ってきたので、シャッターをお願いした。
お返しにお二人の写真も撮ってあげたら大変喜ばれた。

 
   ドックヤードにて
 
最後に「日本丸&観覧車」をバックに記念写真を撮って帰途についた。
楽しい一日でした。 


 日本丸をバックに

本日の歩数は7,400歩でした。(広瀬さん計測)
                            おわり