大和市 泉の森・ふれあいの森を散策

                             (文と写真)石塚洋


 泉の森の中で「菊姫」で献杯

今年は7、8月も実施しようと意気込んだが「日程調整」「台風襲来」などで延び延びとなり、9月9日(金)となった。
今回のコース選定は猛暑の中が予想されたので、会員の意欲、脚力を考慮し,@近場で、平坦なコース、A水辺の涼しげなコース、の条件で探した。
たまたま小生の酒友の一人、大和市上草柳(かみそうやぎ)の住人の横田 晃氏(元東京応化社長)のお薦めがあり、その上ガイドも務めてくれると言うので、大和市のウォーキングコースとして評判の泉の森・やすらぎの森縦断コースに決めた。
参加者は12名(阿川さんが急用のため欠席)の諸氏と横田さんが加わり13名となった。
コースは横田さんが用意してくれた資料「コース概略」に沿って歩いた。

9:30 
小田急 鶴間駅西口に集合。柏木さん、小生の二人がぎりぎりで駆け込み、全員が集合出来た。
早速、小野山隊長の号令のもと一同勇躍出発した。

9:50
今は住宅街、商店街になっているが、かつて大山詣での旅人が往来した矢倉沢往還(旧国道246号)を歩いて20分、9:50に『泉の森公園入口』に到着。横田さんからコース説明後、森に入った。
杉、クヌギ、コナラを主体にした雑木林が拡がっている。
夏休みには子供たちがカブト虫を追ってやって来るらしい。今日は子供たちの姿はない。
天候も台風一過、“散策日和”となり、気分爽快だ!

 
 泉の森へ

10:00
歩き出して10分、森の中にある「こもれび広場」に出た。格好のテーブルもある。
これ幸いと、故川崎常元氏の四十九日法要も無事に済ませたと川崎家から三八会の皆さんへと届けて呉れた加賀鶴来の銘酒「大吟醸 菊姫」を皆で頂いた。
川崎さんを偲びながら菊姫を大き目の盃で2杯づつ頂く。
流石、この味は格別で五臓六腑に浸みた。 川崎さん!有難う!
実はこの「菊姫」を味を落とさず、冷たいまま、如何に皆に飲んで貰うか、この2か月間と当日、心を砕いた。佐藤会長のアドバイスがなかったら、この味は保てなかった。会長にも心から感謝します。

10:20
うっそうと木々に囲まれた山道は陽が差し込んで来ないので薄暗い。
途中「私有地」「元地下壕」の看板がある。此の森には「私有地」もあり、戦時中の防空壕もあったと横田さんが説明してくれた。
間もなく「野鳥観察デッキ」に着いた。バードウオッチャーが集まれるよう木製のデッキが出来ている。
「大池」「小池」を見下ろすことが出来る。この池は湧水池で全長21kmの引地川の源流となって相模湾に注いでいるとのこと。

 
 旧地下壕出入口跡                 私有地の表示

10:40
国道246号線のガードをくぐって大和市郷土民家園に行った。
ここには江戸中期建築(270年前の市内最古の建築)の旧小川家、と江戸末期建築(180年前の典型的な農家の造り)の旧北島家の2棟が保存されており、北島家の庭にはススキが咲き、表縁側には冷ややっこ豆腐が供えられていた十五夜飾りがあり、その時代の暮らしぶりが想像出来る。これを見て急に「秋の気配」を感じた。

 
 江戸時代の古民家                        縁側に置かれた十五夜飾り

11:00
「緑のかけ橋」に着いた。この橋は全長53m、幅2mの木製斜張橋で、平成3年に完成したようだ。
右手に菖蒲園、左手に湿性植物園、水車小屋、奥に引地川水源池(大池)が望まれる。
素晴らしい眺望だが、厚木基地の軍用ヘリコプターが飛び交うので、騒音が気になる。


 緑の架け橋を背景に

11:15
大和市自然観察センター「しらかしの家」に入り、トイレ休憩した。ここは大和の自然を守り、育てて行くための様々な活動拠点で、此の森に棲む動植物のサンプル、写真が沢山飾られていた。

11:25
しらかしの池の側道を歩いて、右手に県指定天然記念物「しらかし林」を見ながらカワセミ、カモ、コサギなどを撮影している人、釣りをしている人に出会う。


 しらかしの池で野鳥撮影をするひと

11:30
東名高速道路のガードをくぐり『ふれあいの森』に入った。森の中を流れる引地川に沿って歩く。
途中シバザクラ畑の整地をおじちゃん、おばちゃんたちのボランティアグループが行っていた。
暑い中ご苦労様です。来春には、是非この「シバザクラ」を見に来たいと思った。
「失われつつあるふるさとの川、森の姿」が保存されており、有り難く、ほっとした。
「ふれあい広場」にはもうコスモスの花が咲いていました。もうすっかり秋だ!

 
 花壇の整備をするボランティアの方々          もう咲き出したコスモス

急に相鉄線の線路が右手に見え、大和駅までつながる、大和市自慢の「緑のプロムナード」に出た。
「なでしこの道」の看板が目に入り、「花もないのに何故?」と横田さんに聞いたら
大和市は何と、「女子サッカー日本代表が川澄、大野はじめ4人もいるんだ。彼女たちからもらった名だよ」との事。知らなかった。


 「なでしこの道」を大和駅へ向かう

駅前に4人の「手形」が展示されており、柏木さんが真剣に川澄選手の手に合わせていた。
そして「俺の手より大きい!」と叫んだ。


 なでしこの選手の手形と比べる

思ったより広大な二つの森(51ヘクタール)の散策は無事終わった。
横田さんのガイドがなかったら、12名は森の中で行方知れずになった事であろう。
横田さんに心から感謝します。ありがとうございました。

歩行距離:8.4km、歩数:10,696歩、歩行時間:2時間30分!
皆、懸命に歩き、脱落者もなかったのでほっとしたせいか急に腹が減ったのに気がついた。

12:00
横田さん、お薦めの大和駅ビル4Fにある魚貝亭へ直行した。
早川さんの発声&生ビールで「乾杯!」、皆で980円の刺身定食を食べながら、思い思いの酒を飲んだ。


 魚貝亭で打ちあげ


 ボリューム満点で美味しかった刺身定食

14:15
解散。
                         おわり