ヨットハーバーにて(*石塚撮影)
今回訪れる場所、小網代の森は神奈川県でも珍しい自然の森に、源流に始まり,干潟まで連続して残されている貴重な自然公園で、
昨今自然環境が、宅地化、都市化で壊されていく状況の中で、財団やNPOにより緑地の整備や保全が行われ、自然がきれいに保たれている。
9:30 三崎口駅に集合
今回の参加者は8名(石塚、阿川、大川、小野、進藤、浪本、広瀬、小野山)
三崎口は京浜急行の終点で神奈川でも著名な観光地である油壷や城が島への玄関口ながら、駅は小ぶりで、おばさん独りの土産屋、コンビニ、
茶房と称する喫茶らしい店がある程度で、バス停から目的地に直行するのが人の流れのようだ。
三崎口の駅の看板が珍しいと小野さんが言うので1枚。
たしかに名物のマグロに引っかけて、「みさきぐち」駅ではなく「みさきまぐろえき」となっていて、マグロの絵が
大きく描かれていた。
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京浜急行 三崎口駅の看板 駅前土産屋の活きさざえ
土産屋でおばさんがサザエを売っていた。比較的小ぶりで10個くらいの篭1,300円は高く思えたが、誰かが江の島のサザエは
「1個1,000円じゃあ買えないよ」と囁いていた。
9:42 京浜急行バス @番乗り場
小網代の森入り口までは歩いても30分くらいの距離だが、今日は暑さ(9時の時点で気温は28度)を考慮してバスに乗った。
油壷行きバスを待つ面々
油壷マリンパーク行きに乗車、約5分で、「引橋」停留所に到着。
停留所から森の入り口までは道路を挟んで海岸側を10分くらい、民家の間の狭く、窪みのあるくねった道を歩く。
近所のおばさんらし い女性が運転する軽自動車が急に飛び出してきた。お互い予想してないので危ない、危ない!!
さてここから下のルートに沿って小網代の森を散策することとする。
小網代の森地図散策ルート
10:05 小網代の森入り口
小網代の森レストランを過ぎて水道配水池の建屋(小屋)の横が森の入り口になっていて、ここからしばらくは綺麗な下りの階段の散策路である。
非常に歩きやすく、手入れがされていた。暫くアップダウンのある散策路を歩いていると浦の川源流が現れた。
この辺りは川幅は40−50pで、猛暑で渇水になったか水は枯れている。森といっても大木があるではなく、小藪や小さな林が広がる程度の木陰を、
水路は河口に向かって下って行くが、川幅も1~1.5mくらいで水量が少ない流れであった。
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散策路 手入れされた階段 浦の川の源流
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まんなか湿地付近 木洩れ陽の中を河口方面に
散策路は森の入り口から階段状に整備されており、河口に向けて下りとなっているが滑らない硬化樹脂製になっていて非常に歩き易いし、
段差の調整もできるし、手入れ、保守が容易であることなどメリットが多そうだ。
河口に近くなってくると、平坦路になり、草道になってきた。やがて、「やなぎテラス」を経て「えのきテラス」まで下って来た。
河口干潟に近くアカテガニ広場と宮の前峠の分岐点でもあり(10:40分頃)、ここまで来るとシーポニアマリーナが遠方に臨むことができる。
「えのきテラス」は20m四方の3段のテラスになっていて小学生の昼食の場所として使うこともあるそうだ。
やなぎテラス 付近
「えのきテラス」を通って「アカテガニ広場」に向かった。「アカテガニ広場」は「えのきテラス」の横を通って5分位の河口干潟の岩場の浅瀬にある。
潮の満ち引きでアカテガニの集団を見ることができるようだが、小さなアカテガニがダンスをするのは見られなかったが存在は確認できた。
河口千潟の付近に5月に旅行した佐渡に群生していたカンゾウの花が見られた。猛暑にもめげないか黄色の花は一服の涼を与えてくれる。
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えのきテラスから千潟方面を望む カンゾウの群生
千潟から小網代湾の眺めは素晴らしい。残暑の8月末に、小網代の森を歩いてきてかいた汗を拭い去ってくれるような清々しさを感ずる。
小網代湾を望む干潟で一枚
アカテガニは陸地を好むカニで産卵は海のここまで下りてくるが、川、海と我々の歩いてきた経路を往復する。小さいカニのため群生してる所は
探せなかったが、砂場にはちらほら遊んでいた。
10:55 千潟から小網代ハーバー
えのきテラスに戻り、いよいよシーポニアに向かうため「宮の前峠」方面に向かう。
途中で「白髭神社」によって、若者に「迷惑が掛からない程度の長生き」を祈願してシーポニアに向かった。
神社の近くで一人の老人にあった。この人は逆方向のシーポニアから引橋に向かっていたが、立話の中で年齢の話題になった。
見た目の彼は我々より若そうだったので、「我々は喜寿になったが、まだ山八会というグループを作って毎月歩いているんだ」と、ちょっと自慢して、
「ところで貴方は何歳?」と年齢を訊ねるととなんと2歳年上の80歳とのこと。それ以上は話題は進まず、皆苦笑いを浮かべながら分かれた。
80歳の方、見た目は若いし、一人で猛暑の中を歩く勇気と体力には、喜寿を過ぎたからと言って負けられないし、まだまだ頑張れることを悟らされた。
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不老長寿の神様を祀る白髯神社 80歳の元気な人と対話
シーポニマリーナのリゾートマンション群に入る手前のシーポートマリーナに差し掛かる。なんとここで、最近、広瀬さんがスケッチで来た時に
描いたヨット(瑞體2号)が陸揚げされているのに運よく遭遇した。その時の絵は広瀬さんのブログに掲載されているので比較して見てください。
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瑞體2号と広瀬さん 広瀬さんの水彩画「瑞體2号」(ブログから)
小ぶりのヨットですが、小綺麗で海に浮かぶと気持ちよく揺れ、速く走る姿が想像できました。
広瀬さんはヨット瑞體2号に再会してご満悦の様子でした。
11:15 シーポニアマリーナ
マリーナの奥の方のシーポニアクラブハウスレストランに向かう。
幹事の石塚さんがレストランに予約時間より早く着きそうだと予約の変更の電話していた。
10階建てのマンション群と超大型クルーザが所狭しと陸揚げされていたその間を縫うように歩いた。
「こんなマンションに住める人は羨ましいな」などと会話が弾む。
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陸揚げされた大型クルーザー シーボニアリゾートのリビエラマンション
シーポニアクラブハウスレストランで打ち上げ
シーポニアリビエラの奥の方にシーポニアクラブハウスレストランがある。 階段の近くて別のグループがハワイアンの練習をしていたが、ほとんど
無視して2階のレストランに直行した。予定より早めに着いたため、他の客は見当たらず、窓越しにシーポニアハーバが広がる最高の席に案内してもらえた。
猛暑の中を1時間半ほど歩いてきたので、早速ビールを注文する。同時に注文したのは本日のおすすめ定食。
見た目は物足りなさそうであったが、そこそこ腹が膨れた。
外は猛暑の昼下がり、レストランの中は涼しく、景色は海がきれいで、しばし至福の時を過ごす。
まずはビールで乾杯
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本日の定食 席から眺める外の風景
最後に帰るルートをどうするかが議論された。坂を5〜6分上ったシーポニアン入り口から路線バスに乗るか、タクシーを呼ぶかである。
タクシーは300円の配車料を含めて2,000円くらいとのこと。一人当たり500円くらい。タクシーに乗りたい人もあったが、タクシー代で駅近くの
喫茶店でアイスクリームを食べようということになり、疲れているにもかかわらず、路線バスに乗ることを決定。
13:40に乗るつもりでレストランを出た。バス停までの急な坂をものともせずかけ登り、1台前の13:20発のバスに乗ることができ、
三崎口へと向かった。三崎口には先に書いたように、茶室はあるが、喫茶店はない。茶室にはアイスクリームはなく、掻き氷しかないと言われた。
それも全員分用意するには15分はかかると言うので諦めて電車にのることとなった。
猛暑にもめげず皆さんご苦労様でした。本日の歩きは8,500歩でした。
以上