翼果(よくか)            (文と写真)佐藤幹郎

今日は雲一つない晴天、だが時々粉雪が舞う変な天気。ふと窓の外を見ると、「えっ?我が家の木に白い花が咲いているではないか!?」

    

石塚さんや浪本さんの「神奈川の春の花盛り」を羨望の目で眺めているうちに、頭がおかしくなったのか? 

そういえば、この木を植えた記憶が全くない。わが家の木は、弟が新築祝いに植えてくれた何本かを除き全て造園会社が植えた。この木は数年前に下水溝の近くに勝手に立ち上がると、あっという間に下の写真のような5メートルを超える大きな木に成長した。

      

外へ出て、白い花に見えるものを採取して写真に撮り、画像検索にかけてみた。
検索の結果は「翼果(よくか)」だった。

    
      
説明によれば、花が咲き、実(果実)がなると、その皮が実の回りに羽根のように
拡がり、上の写真のような姿になるのだそうだ。
私が「花」と誤認したのはこの翼果だったというわけだ。

そして、この翼果は枝を離れると風に乗ってプロペラのように回転しながら、遠いところまで「飛行」するそうだ。
その様子を実験している動画も見つけた。


翼果の動画


自らが動いて種を撒くことが出来ない樹木が子孫を増やすために神様が与えた手段なのだ。

我が家の庭に何処からともなく飛んできた翼果によって生えた木の名前も調べてみた。
ニワウルシと言うのだそうだ。