尾瀬ヶ原ハイキング 小野智史(文と写真)
青春時代から憧れにも似た郷愁を持ち続けていた“尾瀬”に今回行くことが出来た。
鳩待峠まで車で行きそこから尾瀬ヶ原へのハイキング・・当日は自宅を出る時は土砂降りの
天気で、完全雨支度の装備をして行ったが、真に運の良いことに、鳩待峠に着くころには雨が
上がり、良い天気でのハイキングとなった。
鳩待峠から尾瀬ヶ原の入り口の山の鼻までは森の中の坂道で、往きは殆どが下りの木道のため滑らないように注意しながら歩く。
ツキノワグマに注意するため、ところどころに鐘が設置してあり鳴らしながら歩くようにと表示板。想像以上にアップダウンがあり尾瀬の印象とは異なる山道を歩くこと約1時間で山の鼻へ到着。
山の鼻の前方には水芭蕉が一面に咲いており素晴らしい景観に疲れもとれた。
尾瀬は平成19年8月に日本で29番目の国立公園になったとのことで、綺麗に整備されビジターセンターや休憩所などの設備も充実している。
特別保護区の7割は現在も東京電力が所有しているとのことで、「尾瀬入山にあたって」などのパンフレットなどが東電で作成し配布されていた。
清流の畔に咲いている水芭蕉の花々はやはり尾瀬の景色。生き生きと咲いている様は、清らかで大自然に大切に抱かれていることを感じる。
牛首分岐に向かう道からの眺めも、あいにくの天候で燧ヶ岳が見えず残念。
途中の上田代という休憩場所は水に映える林の美しさの撮影ポイントと案内書にあったが、水が少ない。それにしても木道は良く管理されており新しいものが目立った。
牛首分岐点で折り返し、山の鼻へ向かったが、至仏山も山裾が見えるのみであったが、残雪が眩しい。
国民宿舎尾瀬ロッジ(写真右)には学生の団体が宿泊していた。
山の鼻に戻ってきたが、山の鼻には、山の鼻小屋、至仏山荘、ビジターセンターが揃っていて、どこも心地良く休憩出来るように設備が充実している。
ゆっくり休憩後、鳩待峠へ引き返した。帰りは上りが多く難儀したが、谷川沿いに咲く花々が疲れを癒してくれた。
花の名前が判らないのが残念です。
登り勾配の急な所に休憩用ベンチがおいてあり、救われた思いで休憩する。
鳩待峠へ無事戻り尾瀬ハイキングを終えたが、ハイキング中、ヘリでの木材の運搬を度々目にすることができ、これだけの自然を保護維持するために大勢の人々の弛まぬ努力に敬意と感謝を表ぜずにはいられない。
♪夏がくれば思いだす、遥かな尾瀬、遠い空・・・・・
まさに歌のこころに出会ったハイキングであった。