1. ロンドン(London)
ロンドンまではVirgin Airline(エコノミークラスで一人一台TVモニター付で音楽主体の会社らしく使用したヘッドホンはプレゼントなど食事もサービスも良い)を使用してHeathrow International Airportに到着。
ロンドンではHyde Park(東京日比谷公園の約10倍の広さ)前のMount Royal Hotelに10連泊。
このホテルは下のフロアがデパートになっていて6階の部屋をとった。
日本人客には滞在期間中全く会わなかったので日本の業者には馴染みが薄いのだろう。
主な滞在中の訪問先は下記の通りであるがこれも概略は旅行前にList upしてあるが当日現地で決めるのが
自分流。

バッキンガム宮殿

ウインザー城

   イーストンカレッジ

ストラットフォードアポンエイボン

シェークスピア生家

アンハザウェイ生家

オックスフォード

大英博物館

タワーブリッジ

ウエストミンスター寺院

ミュージカル

コベントガーデン



Mount Royal Hotel&バッキンガム宮殿
朝は朝食での暖かいコーヒーをゆっくり飲んだ後Hotel前のHyde Parkでの散歩を毎日愉しんだがこの公園には馬術専用道がありゆっくりと列を組んで闊歩しているのを見ると気持ちが晴々とします。
散歩から戻ってバスやタクシー、電車などを利用し各所へ出掛けます。
下の写真はMount Royal Hotelとバッキンガム宮殿前の衛兵の行進です。
名物衛兵も見ものでしたが先導するロンドン警察の騎馬姿と馬と一体になった堂々たる行進振りに感服。

 



ストラットフォードアポンエイボン
シェークスピア生家のあるストラットフォードアポンエイボンへは観光バスを予約し乗車したが
その日は朝から生憎の雨で夫婦で傘をさして集合場所へ駆けつけたところ驚いたことに私達以外の人々は
傘もささずにユッタリノンビリ腕を組んで歩いて参集してくるのである。
ロンドンの紳士はいつ雨が降るかも判らないのでいつも傘を持参していると聞いていたが全く印象と違っていた。

その日は観光中雨が降っていたが愉快なので私共も彼等と一緒に傘を差さずにユックリと歩くことにしたが何と自然なことか!意外と気持ちの良いものである。
もともと人間は傘など差さずに地球で生きてきたのであるから。
シェークスピア生家及び妻アンハザース生家を訪ねたが町そのものがチューダー王朝時代の街並みをそのまま残していて実に美しい。絵を描きたくなるような美しさに感動。
シェークスピア(1564〜1616)の生家は当時のまま博物館として残されているが2キロ程離れた所にある妻のアンハザウェイの家のほうが絵はがき等で有名である。



      上の左がシェークスピア生家、右が妻アンハザウェイ生家である。






オックスフォード&イーストンカレッジ

ツアーはそこから大学で有名なオックスフォードへ。
800年以上の歴史をケンブリッジと共に学問の都として
君臨してきただけの重みと誇りを街全体に感じることが
出来るがなんと35ものカレッジがあるのだそうで
よく映画などに出てくる学園生活を髣髴とさせる
寄宿舎やカレッジの中まで案内してくれた。
正しく映画『ハリーポッター』の中のシーンそのものです。
あの物語の生まれる必然性がもう既にカレッジのあらゆる
ところに実存しているのが強く印象に残りました。









ウインザー城

英国王室の居城として900年以上の歴史を誇るこの城は
英国の格式と伝統を現出させるものであった。
素晴らしい装飾で美しく飾ってある部屋の数々の他に城内を
隈なく案内してもらった中で皇子が小火を出して消失して
しまった部屋もそのままにしてあったのが印象に残っている。
文化財ゆえの処置なのか財政的に復元が困難なのかなど
凡人の浅思慮を廻らしたものである。









ミュージカル 
ピカデリー街に在る劇場でロングラン中のミュージカル『スターライトエクスプレス』と『キャッツ』を
滞在中に鑑賞したが予約がなかなか取れないほどの盛況振りであった。
アポロビクトリア劇場での『スターライトエクスプレス』を観に行った時の写真左が劇場正面、右が当日のプログラムである。

ホテルから有名なロンドンタクシーを利用したが道中タクシーの運転手と邂逅。『世界一のタクシー』と
自負しており一年に一度資格試験があるのだそうである。
ベテランだから有利ということは全く関係無く厳しいもののようで必死に勉強するのだそうである。
特に新しく出来た道路に関する事項は必須らしくロンドンの街は隅から隅まで知り尽くしていないと
合格しないとの事。
乗客の乗り降りや目的地の情報など実に親切に対応してくれてすっかりロンドンタクシーびいきになってしまい滞在中は何度も利用した。
さてミュージカルはシアターそのものが舞台構成となっていて舞台から客席側までローラースケートが縦横無尽に走れるようになっており躍動感溢れる素晴らしい音楽とスピード感、そして物語と時間の経つのを忘れさせてくれるほど感動的であった。
さすが本場のミュージカルと思わせる素晴らしいものでこれもまた良き思い出となったのである。





大英博物館



世界初の国立博物館(1759年開設)のイオニア式ギリシャ風正面玄関(上写真左)を入るとそこは
5000年昔のエジプト古代遺産をはじめギリシャ、ローマ、オリエントなどの素晴らしい文化遺産の数々が所狭しと並ぶ英国が誇る文化の殿堂である。

大英帝国が栄華を極めた時代に世界各地から収集したものであるが略奪したとの見方や、ここに大切に
保存したから今も現存できているのだとの見方があるが兎に角素晴らしい状態で保存されているのには感服する。
特に2階のエジプト室の数十体のミイラは圧巻でたちまちタイムスリップしてしまうほどである。
マグナ・カルタやエジプト象形文字解読の手がかりとなったロゼッタ・ストーン(上写真右)など何日何回行っても飽きることが無かった。


タワーブリッジ&ビックベン

下がタワーブリッジ、右がビックベン。
説明不要の名所であるがタワーブリッジは一日に一回中央が開閉することや、上の方の橋は歩道橋でガラス張りになっている。
ビックベンは15分間隔で時報を打つなど凡人故にどうでも良いことに感心したものです。
















J氏との出会い


よく夫婦でデパートやコンビニ、レストランなどに出掛けるがそんなある日のこと、ロンドンの気候が寒くなってきたのでブルゾンを買おうとデパートの紳士服売り場で選んでいると私の後方から話しかけてきた人がいた。
見ると私とほぼ同年代と思しき紳士(J氏)で話を聞くと自分で買おうと思っているものが三つの候補があって迷っているのでどちらが良いと思うかとのこと。
早速Try onと更衣室を捜して同行し試着してもらったが私が自分で買おうと思って持っていたものが結局気に入ったようでそれを買うことに決定した。
満面の笑顔で御礼を言われ握手までして別れたがレジへ行ったら同じブルゾンを持って私の前に並んで又会った。
また別れ際に御礼を言われたがこれもまた私にとっては嬉しい『人生即邂逅』となったのである。
今でも私のブルゾンを着る度にあのロンドンでのJ氏を想い出すのである。

ホテルの想い出
 
いよいよMount Royal Hotelを離れる日のことである。Check outをしてホテルの玄関先のタクシー乗り場で待っていると突然目の前に大きな工事用のトラックが止まった。
運転手が私に話しかけてきたので聞いてみると今まで宿泊していたMount Royal Hotelの数部屋の改装工事を終えてこれから帰る途中だが改装のときに取り外した内装品があり記念にプレゼントするので持っていかないかとのこと。

見ると立派な額縁付の絵画(70cm×57cm)が3枚あり運転手がわざわざ降りて持って来てくれたのである。折角の好意であるがどうやって日本まで持って帰ればいいのだろうとか本当に頂いていいのだろうかとか頭の中であれこれ考えているいるうちに状況は意外な速さで進展し遠慮なく受け取って良いよと絵画を私の側に3枚とも置いて握手までされて当の運転手御仁はさっさとトラックに乗り込み窓から手を振って立ち去ったのである。
あっという間の出来事でまだ頭の中が整理がつかないままタクシー乗り場に驚きのまま立ち尽くしていたのである。

気が付くと私達の後ろに並んでいた老夫婦がおめでとうと言っているので貴方も持って行きますかと聞くと大喜びで頷いてありがとうの連発。
3枚の絵画の中から御好きなものをどうぞと言うと夫婦で相談し花の絵のものを選んだ。
世の中は本当に面白いしまさにドラマティックである。トラックの運転手の御仁、そして老夫婦、そして絵画、もちろん宿泊したホテル&Londonのまた一つの大きな想い出となったのである。

絵画は再度ホテルのフロントを訪ねて事の次第を話すとどうぞお持ちくださいと了解しただけでなくシッカリと荷造りまでしてくれたのである。これもまたlong stayならではの旅の想い出である。
今もこの絵画は我家の居間に大切に飾ってあり観るたびにLondonでの出来事を懐かしく想い出すので
ある。
しかし実はこのLondonからは引き続きParisへ向かうことになっていたので更にこの絵画はフランスに10日間ほど滞在することになったのである。

では次回はフランス&Paris編です。


                                   


左はチューダー王朝時代の街並みを残す
ストラットフォードアポンエイボンのストリート。
白壁と黒い木組みの壁面と屋根組みが独特の雰囲気を
醸し出しており観ていて見飽きることが無い。