トルコ・ブルガリア 15日間の旅(その4 最終回)    小野 智史
◆ シプカのホームステイ([U]ステファニーとクリストさん夫婦のホーム)◆
二軒目のホームステイは、街外れにあるステファニーさんとクリストさん夫婦の家ですることになった。
御子さんは二人とも独立しノルエーとデンマークに住んでおり、今は御夫婦二人の住まい。
早速、近くの家に住んでいる母親のドンカさんを交えて、自家製ワインやジュース、蜂蜜たっぷりのヨーグルトを頂きながら午後のtea time。
滞在期間中、洗濯もきれいに仕上げ、肌着までもアイロンかけまでしてくれた。全て食べ物は自家製が多く、果物も豊富で、倉庫には各種の果実酒が作ってあった。

この滞在で想いで深いのは、この家のシャワーである。「薪焚き式シャワー」なのである。
数本の薪が、焚口に入れてあり、シャワーを浴びる直前に火を点けて入るのであるが、湯加減の調節が難しく、また、火の点いている間に、急いでシャワーを浴びないと冷めてくるので、タイミングが難しい。
次第に慣れてきてコツをつかんだが、生まれて初めての経験であった。
ステファニーとクリストさんのホーム
ホームステイの最後の夕食を母親のドンカさんを
交えての会食
シプカ在住のOCさん(写真芸術家)とKTさん(洋画家)と出会い、自宅へ招待される。
綺麗な家で、月200LV(14000円)の家賃とは驚く。KTさんは、高血圧で薬を毎日服用していたのが、シプカに来てから、正常な血圧に回復したとのこと。自然豊かな生活の賜物とのこと。
OCさんの作品は、写真と油絵と調和させた独特のもので、素晴らしい作品。
KTさんの作品は、油絵と水彩画であるが、明るく透明な作品で、さすがプロの出来映えである。アトリエも見せて頂いたが、落ち着いて製作できる素晴らしいところだった。
KTさんの家
J夫妻と
シプカ滞在も、あと数日を残すこととなった日、日本から2家族が到着。J夫妻(兵庫県加西市)とH夫妻(浦安市)である。J夫妻は、3年ほど住むとのことで荷物もすでに送ったとのこと。
ダンボール箱10箱をゆうパックで送付済みで、これから住まいを決めるとのこと。生活全般の情報通で、資料を見せてもらいながら、詳しい話を聞くことが出来て、大変勉強になった。            
BUL BANK、EURO BANK、HEBROS BANK、SG EXPRESS BANKなどの預金の仕方、定期預金利率などの詳細情報まで教えてもらった。
H夫妻は今年の6月に次ぐ2度目の訪問で、3ヶ月間滞在するとのこと。ブルガリア中を旅する予定とのことで、J夫妻、H夫妻共、皆さんの実行力と行動力には感心するばかりである。
いよいよシプカ滞在最終日の前日、たまたまシプカに取材に来ていたブルガリアTVから、なんと、取材出演依頼をされてしまった。
TV番組「EVERY SUNDY」という番組への出演依頼で、土曜日の夜のgolden timeの番組だそうである。
日本でもTVになどに出演したことが無いのにと、恐れをなして、丁寧にお断りした。それほど日本人の話題が注目
されているのかと、いろいろな意味で考えさせられた出来事であった。
ジプカの風景

◆ ソフィアから帰国 へ ◆・・・・・・・・・・・・・・・・

シプカ11:20発バスでソフィアへ。15:00着後、ホテルプリンセスソフィアにチェックイン。
久しぶりでバスタブに浸った。夕食は貴賓楼という中華料理店で、ちょうどソフィアに来ていた、T夫妻と会食した。お陰でBULGARIA最後の夜を、楽しく過ごすことが出来た。

朝6:30時起床、8:00時チェックアウト。ソフィア国際空港までタクシー8LV、トルコ航空のイスタンブール行きに、チェックイン。俄かに日本が懐かしくなった。
イスタンブールまで1時間のフライトで12:10分着。トランジットタイム5時間は長いが、当日乗り換えなので、嬉しい限りである。いまその時間を利用してイスタンブール国際空港で書いている。
今回初めて、ノートパソコンを新規購入し持参したが、好きな音楽をいっぱい入れてきたので、思う存分楽しむことができた。またデジカメで撮った写真を取り込み、デジカメのメモリーを気にせずに済み、存分にその性能を享受する事が出来た。

約2週間の今回の旅はBULGARIAを知る旅であったが、BULGARIAの素朴な人情と豊かな自然、トルコの明るさと豊かさに触れることが出来た旅であった。人々の優しさ、思いやりに触れて、一昔前の日本人の心を懐かしく思い出された旅でもあった。イスタンブール18:00分発、成田11:25分着11時間25分のFLIGHTで無事帰国。久しぶりの日本、自宅の庭は金木犀が満開であった。

                                        (完)







思い出のジプカ