スペイン&ポルトガル紀行小野智史

今回の旅はヨーロッパの中で未だ訪れたことのないポルトガルにどうしても行きたくて計画した旅でした。15日間の素晴らしい世界遺産や街並み、そしてそこで暮らす素敵な人々との出逢いの旅の想い出です。

スペイン(その1)

バルセロナ


ルフトハンザドイツ航空でミュンヘン空港トランジットでバルセロナへ・・・・バルセロナ郊外のバルベラデルバレスに泊。バルセロナでは「サグラダ・ファミリア」「グエル公園」「カタルーニャ音楽堂」に行く。バルセロナではサッカーのメッシ選手が2012年度のMVPに決定したタイミングであったので、その祝賀の掲示が各所で見られ、レストランや観光地で「メッシおめでとう!」と声をかけると大喜びのタッチが返ってきた。

サグラダ・ファミリアは完成まであと50年から100年後だそうで、その複雑怪奇な教会は建築家ガウディの作といわれるが、実はデ・ビャールが着工しその後をガウディが引継いだとのこと。




  
クレーンも建築の一部?になっているサグラダ・ファミリア

 

左:「生誕のファザード」にある天使の合唱隊、右:複雑なサグラダ・ファミリアの内部の構造

この建造物の主任彫刻家は日本人(外尾悦郎)だときいて驚く!こんな複雑で、いつ完成するかもわからない建造物を日本人がまとめ役で推進していることに驚嘆した。


 


グエル公園は、当初ガウディが自分の住居を含めて60軒建築する予定であったが、現実に建てられたのは4軒だけになったとのことで、いまは公園になている。

カタルーニァ音楽堂はガウディと同時代に活躍したモンタネールの最高傑作で、現在もコンサートホールとして使用されている。




建築家ガウディは70歳で市電に轢かれて亡くなったのだが、余りにもみすぼらしい服装であったので3日間誰もガウディとは気付かずに放っておかれたとのこと。
偉大な芸術家の末路は多くが寂しいものだが、死後評価され永遠に生き続けていくものとなるのだとあらためて敬意を感じた。

余談だが、バルセロナの街には至る所に自電車ポスト(ターミナル)が設けてあり全て貸し自転車で市民は誰でも〜4500円/年払えば自由に乗り降り出来るとのこと。
またレストランの人からのアドバイスで、バルセロナではFCバルセロナのファンで、マドリードでは、レアル・マドリードのファンのように振舞わないと全てサービスが悪くなるから注意するようにとのことであった。このアドバイスは今回の旅で実際にに実行し、その効力を実感した。

タラゴナ この町はイベリア半島で最初にローマ帝国の植民地になったところで、街中にローマ時代の遺跡が点在しており遺跡は世界遺産に登録されている。

 

              
遺跡と住宅が同居




  ローマ時代の円形競技場


古さと近代化が同居する地中海に面した街並みはどこも実に綺麗に維持されているのには驚いた。また行きたい街の一つである。


ラマンチャ地方

土の色が赤い乾燥地で、スペインのワイン生産量1位。またセルバンテスの「ドン・キホーテ」の舞台としても有名。郷土料理のチキン煮込み料理「カンポデクリプターナ」は実に美味しかった。

 

 
風車の風情                  白とブルーのコントラストが映える街並み

 

街中にドン・キホーテとセルバンテスの絵やモニュメントが飾られた美しい美しい街だった。


グラナダ

アンダルシア地方の中心地グラナダは、シェラネバダ山脈の麓で水が綺麗。
イスラム芸術の最高傑作といわれる「アルハンブラ宮殿」と「寄木細工」で有名。




   
グラナダ旧市街遠望


アルハンブラ宮殿は、別名「水の宮殿」と呼ばれるだけあって、至る所に池や噴水が配置されている。

 


また一つ一つの建物、部屋は、細部まで優美な「アラベスク」(連続模様)が施されており目を見張るばかりである。

 


     

  
グラナダ名物の寄木細工の数々                不思議な風景


ミハス

欧州の最大のリゾート地、コスタ・デル・ソル(黄金海岸)の中心にある地中海を見渡す村。
通称「アンダルシアの白い村」と呼ばれている。

 

 

「アンダルシアのエッセンス」と言われる白壁とブルーのコンビネーションが陽光に映える街並みが美しい。


 


人だかりがしているので見るとミハス名物の「ガラピニャーダ」(アーモンドと蜂蜜の菓子)だった。この屋台の店は古くから有名で今の店主は3代目とか。お土産に一人で25個も買った人もいて驚いた。