スペイン&ポルトガル紀行(2)  

コルドバ
イスラム王朝の栄華を極めた古都で、いまでも城壁に囲まれており、歴史地区として世界遺産に登録されている。



        ローマ橋からの
コルドバの遠望


  

  
旧市街の城門             ひときわ目立つメスキータ

メスキータはもともとイスラム教寺院であったが、キリスト教による支配を受け、同じ建物の中にイスラム教とキリスト教が混在するようになった珍しい建物。

内部は両方の文化が華やかに競い合うように繰り広げられていて実に美しい。下の左は赤と白の馬蹄型アーチのモスク。


 


 

   壮麗なイスラム文様の下に設置されたキリスト教の祭壇とパイプオルガン




 ステンドグラスなど両文化が渾然一体となった豪華絢爛な装飾


余談だがコルドバは「スペインのフライパン」と地元の人は言うそうで、気温が〜40℃にもなることがあるので、そう呼ばれているとのこと。


セビーリア

オペラ「カルメン」や「セビーリアの理髪師」や「フィガロの結婚」などの舞台となった街。スペインで最大の規模の大聖堂があることでも有名。このカテドラルは、ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール寺院に次いで世界で3番目の規模とのこと。闘牛やフラメンコの本場でもある。

 
  
   コルドバからセビーリアへの途上にあったメガソーラとセビーリア市街




   
カテドラルとカテドラルの中にあるヒラルダの塔の最上階からの市街地遠望


 

左:カテドラル、ゴシック建築の極み  右:ヒラルダの塔




カテドラルの内部は、空間の高さと広がりが見るものに崇高さを感じさせ、色彩もまた素晴らしい。




 

カテドラルの中には多数のステンドグラスがあり、どれも素晴らしく見飽きない。
またこの中にはコロンブスの墓(上の写真右)があり、実際に遺体が安置されているのだそうだ。



 

 
蹄の音を響かせる観光馬車           王宮「アルカサル」


スペイン アラカルト

■スペインの新幹線「アベ」は、地元の人々から「この国で信用できるのは、スペイン人でもなく政府でもなくアベだけである」と言われているとのこと。自らスペイン人は信用出来ないと言っているのはスペインらしいが、アベは最終地到着が5分以上遅れたら運賃を全額返金するとのことで、その信用度が高いことも頷ける。

■スペインの世界遺産の数は、世界2位(1位はイタリア)であるが、ユネスコに登録するのに、1ヶ所当たり日本円で1億2千万円だそうで、43ヶ所もあるのだから大変である。ちなみに日本は世界10位である。

■スペイン語には面白いものがある。アホ⇒にんにく、バカ⇒牛、ダメ⇒下さい・・・・などだが、スペイン語の地名も世界には多い。ブエノスアイレス⇒良い空気、エクアドル⇒赤道、コスタリカ⇒良い海岸、ラスベガス⇒肥沃な土地、ロサンゼルス⇒天使達、シェラネバダ⇒雲のかかった・・・・など。

■ スペイン内の移動はバスが主体であったが、高速道路内のETC料金所の通過は、猛スピードで通過するのには驚いた。20km/hr以下にスピードダウンしなければならない日本・・どちらが技術先進国なのか・・・・

■ スペインの車検は4,000円/台だそうで、日本の車検代の何と高額なことか!!

■ スペインの各家庭の廃棄物は、夜にゴミ出しして、一軒一軒回収車がまわるのだそうで、ゴミ箱の掃除も回収員がやってくれるのだそうである。


■ 失業率は全国平均26.2%であり、特にアンダルシア地方では46%とのことで、あまりにも高い失業率なのには驚いた。観光地で見る人の多さはこの失業率本当なの?などと思ってしまった。

■ スペインの黒豚の生ハムは絶品でイタリアのよりも美味しい。特に団栗を食べさせた豚は〜2%程度しかなく貴重品になっているという。