◆ イスタンブールへ ◆・・・・・・・・・・・・・・・・
                           
今、イスタンブールのホテルの部屋でこの紀行文を書き始めている。
外では周囲のモスクからイスラムの朝の礼拝の大きな声が窓越しに聞こえている。 
昨夜トルコ航空でイスタンブールに到着したのが20:30分、タクシーでホテルにチェックインしたのが22:15分であった。
インターネットで予約しておいたこのホテルは幸いにも、こぢんまりとしたいいホテルで、部屋は5階のスイートルームであった。 
応接セットのついた次の間と、テラスとラナイまで付いている。これで日本のビジネスホテルよりはるかに安いのだから驚きである、などと感じてしまうのである。それにしても、昨夜は驚きの連続であった。

まず空港のImmigration 、入国カードが不要でパスポートのみ、荷物のチェックも無しで、戦争さなかのイラク、イランの隣国としてはあっけないものであった。
次が貨幣、空港の交換所でUS$をトルコリラ(TL)に替えたのだが、交換した紙幣に描いてある金額が100,000,000TLなのだ!!
トルコの人は毎日、何億という金を使っているのだから大変だなと思うとともに、羨ましい限りでもあった。

ホテルの朝食はメニューが豊富で、もちろんトルコだから、羊のヨーグルトとトルココーヒーである。
煮立てて造るトルココーヒーは美味しかった
朝食をとる
礼拝の早朝の町
トルコ・ブルガリア 15日間の旅(その1)    小野 智史
朝食後早速、街歩き散歩、偶然Istanbul Universityの前に、イスラムの国らしくモスク風の正門は立派なもの。
歩いて程なく、有名なGrand bazalへ出た。
そこにあるHazer Babaという店でAppletea、Turturkish coffeeなどを買ったが、私が本日の一番客であったので、店主のSemihさんが近所の店から持ってきてくれたBlack teaを飲みながら談笑。
Grand bazal
通りが迷うほど縦横に巡らせられている

Hazer Baba
Semihさん

そこで二人の日本からの旅行者と出会った。    
ユースホステルを利用し各地を旅しているとのことで、若いがしっかりした人達で実に頼もしい感じを持った。
保土ヶ谷からだそうで、しばし談笑。Mail交換し邂逅。


アヤソフィアは約900年間はキリスト教会として、その後約500年間はイスラム教モスクとして使用され、現在は再びキリスト教会として使用されている、歴史に翻弄された建物だそうであるが、外観も両方の建築様式を併せ持っているようにも観えた。
ブルーモスクへはTRUMが便利だと聞き、利用した。1,000,000LT(75円)で片道どこまでも乗れ、事前にチケットを購入し自動改札式。
このモスクは歴史的にも、スケールの大きさでも、トルコでも最大規模のモスクで内部の宗教絵画は見事であり、空間の美が荘厳さを際立たせていたが、傷みが進み、至る所で修復作業が行われていた。
ブルーモスク

アヤソフィア外観
アヤソフィア内部
地下宮殿はもともとビザンチン時代に、地下深く構築された巨大な貯水槽で、市民に生活用水を供給する目的で造られた(当時は60ヶ所あった)とのこと。
入ってみると宮殿と呼ばれるだけあって荘厳な感じがする。照明の美しさもあり見事で、バロック音楽が地下の大空間に流れており厳粛な雰囲気である。
逆さや横向きの女神の顔の柱は、水面に映ると、水面の揺らぎで微笑んで見えるのだそうである。
地下宮殿内部
女神顔柱
ホテルへの帰路、またGrand BazarのSemihさんに会ったらlunchを一緒に食べることになり、シシカバブーのサンドイッチをテラスで食べたが、本当においしかった。
友好的に過ごせた時間が嬉しく、トルコの人と日本人は気が合うのかもしれない。
こんな逸話を話してくれた。「昔、トルコの船が熊野灘で遭難したが、日本の漁師が総出で救助し、手厚く看護して、無事本国に送り届けてくれた」とのこと。
トルコでは伝説にまで(?)なっているのだそうである。だから日本人が好きなのだと。

トルコは「豊かで明るい」という印象をもったが、気さくで陽気な人々との楽しい出逢いであったことが、突然飛び込んだ異国の地の我が身としては本当に感謝したい気持ちで一杯であった。
街で出逢ったおじさん
朝の通勤風景
通りのレストラン
店開き




(その2)に続く












街遠望