初めてのアメリカ旅行記(前編)      深作 三郎 (2004/6/6)

息子から卒業式があるので来ないかとの話があり5月14日から5月22日まで家内と初めてアメリカ旅行をした。
見るもの聞くもの有意義に感じたので書きます。

前編に「卒業式に出席して」、後編に「アメリカ見物して」と2回に分けて書きます。

<卒業式>
私には息子と娘がいるが、これまで入学式や卒業式に出席したことがないと家内に愚痴を言っていたが、愚痴が息子に届いたのか、会社の計らいでアメリカに留学している息子から卒業式があるので来ないかと連絡があった。
これとばかり飛びついてアメリカでの卒業式に参加した。

場所はChicagoから車で2時間半くらいでいけるMadisonにあるWisconsin-Madison大学である。
Madisonは大学中心の街で緑豊かで各居住空間が広く、ゆったりした街並みである。

卒業式は大学の施設であるアリーナで行われた。
学生の人数は不明であるが学部から博士まで合同で3日間で5回に分けて行われた。

最終回の卒業式に参加したが、アリーナは満員であった。
中央のフロア-に学生が座り、周囲の観客席はに父兄、親戚、先輩などが座る。卒業生は全員マントを着、角帽を被る。背中のフードでどの部門の学生であるか分かる様だ。
観客席には父兄や親戚が押しかけ、飲み物、食べ物を持ち込み、スポーツやコンサートのイベントを見るのと同じ様な雰囲気である。

ファンファーレの合図で式が始まり、全員が起立して国家を斉唱する。国の一体感を感じさせジンと来た。
日本では君が代の斉唱を強制されたとかニュースになるが国歌を素直に歌う国民感情があってよいのではないかと思った。

日本では学長が訓示を述べるのが普通と思うが、この場合外部のスターが演説をしたようである。
残念ながら話の中味は???。

やがて卒業生は逐次全員が壇上にあがり、名前を呼ばれて「卒業証書のカバー」を受け取る。
受取り方法だが右手で握手、左手で卒業証書のカバーを受け取る。
受け取ったあと、学生と観客席は声を掛け合い喜びあう。卒業証書のカバーと書いたが本当にカバーのみで、卒業証書がないのである。
本当の卒業証書は8月に渡されるそうである。だから卒業式に出席したが、本当に卒業できるどうかはまだ不明なのである。

「卒業者候補者名簿」にはこう書いてある。
(The list of graduate degree candidates should not be regarded as conclusive evidence of graduation)

日本では国会議員の学歴詐称が話題になったが、余程しっかりとフォローしないと自分は本当に卒業できたかどうかは分からないものだなと感じた。
息子が通っていた教室、図書館などを案内してくれた。優れた設備である。
その教室で、一家で思い出に記念写真を撮った。


東芝岡村社長は現在MBAの顧問をしていて、そのネームプレートを見つけた。
1週間前に30年振りに来校されたとか、息子も名刺を頂いた。感謝。



翌日写真店に行って家族で記念写真を撮って、Madisonを後にした。


                             (後編へつづく)